収納をキーワードに商品開発を行う南海プライウッド(香川県高松市)は、物をジャンル別に収納し、納戸を上手に活用するためのシステム収納「MONOCK(モノック)」を発売した。
掃除用具収納プラン
L型の大容量収納プラン
納戸は、シューズクロークやパントリーと比較して収納方法の自由度が高い分、顧客自身で活用の仕方を考える必要がある。そのため、物を詰め込む、必要なものが出しにくい、整理しにくいと悪循環となり機能しにくい空間になりがちだ。
モノックでは日用品や備蓄品、季節家電、寝具など収納物ごとに9つの商品プランを展開。物の定位置を決め、片付けやすく管理しやすい仕組みをつくることで、限られたスペースを有効活用する商品だ。
また同社では、モノックを活用した「集中収納」の提案も開始した。
集中収納とは各部屋に分散して収納するのではなく、1つの部屋に物を集める収納方法。各部屋に物を探しに行く手間が省け、ストック品などの過不足が把握しやすくなる。
「今までは主に、自由に組み合わせて使える商品を展開してきました。でも、納戸など自由度が高い空間では使用イメージが想定しにくいですよね。モノックは収納物に合わせたプランを用意し、収納イメージがわきやすい商品です」(営業推進グループ営業企画チーム兼ECビジネスチーム・元谷太亮氏)
価格は季節家電などの収納におすすめの1列・幅3尺プランは6万7300円(税別)。リユース品と備蓄品・日用品の収納におすすめの3列・幅9尺プランは20万1400円(税別)。カラーはシェルホワイト、ブライトウォールナット、アッシュウォールナットの3種類。
収納機能を向上させるプラスアップパーツとして、網棚や作業台としても使用可能な重量用棚板、掛けて収納できる4連フックなども展開する。
「新築時には納戸を狭く設計したり、つくらないこともあります。暮らしの変化に合わせて住みながら、納戸をカスタマイズしてもらえたら嬉しいです」(首都圏営業グループ・山根克博氏)
営業推進グループ
営業企画チーム兼ECビジネスチーム
元谷太亮氏首都圏営業グループ
山根克博氏

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