【NEXTAGEGROUP社長インタビ...

NEXTAGE GROUP　佐々木洋寧 社長

塗装、エコキュートなど「外回り」商材に注力

新型コロナウイルスにも負けず、今年1〜6月を前年同期比25％増で成長したのがNEXTAGE GROUP（東京都港区）だ。ハウスメーカーやビルダー、異業種のOB顧客に対してアフターフォローを手がける同社は、アウトドア打ち合わせや10万枚のマスク配布など、話題の絶えない戦術で顧客に安全を訴えてきた。今期年商100億円突破を目指す佐々木洋寧社長に聞いた。

折りたたみイスを持ち込む

――全国のリフォーム会社は新型コロナの拡大で苦戦しています。

私どもは全くそんなことないですね。6月に至っては前年の140％に伸びていますよ。コロナが広がった3月の早い段階で13万枚のマスクを購入し、OBに配布しました。小売店にマスクが入荷しづらくなっていましたので、非常に喜ばれましたよ。こういったお客のお困りごとに寄り添ってきたことが、その後リフォーム相談をしていただけるきっかけになったのではないでしょうか。

――訪問して欲しくないという人も一定数いたと思います。

毎年必ず1回はOBを点検訪問することにしていますが、確かに2割の方から「感染拡大がおさまってからにして欲しい」と断られました。普段家の中で行っている打ち合わせも嫌がられることがありましたので、折りたたみのテーブルとイス2脚を持ち込んで外で打ち合わせをしたりもしています。「アウトドア相談」ですね。

――青空の下で打ち合わせ、というのはなかなか聞いたことがないです。

気分よく商談ができる、とお客にも喜ばれていますよ。外出自粛で家に不満があってリフォームはしたいというお客の声は多いんです。でも、外からウイルスを持ち込まれたくないと不安にも感じている。そこをどうやって解決するか、アイデアの見せ所なんです。この「アウトドア相談」もある営業マンが試みたところ、感触が良かったということで、他の営業マンにも他の営業所にも取り組みが広がっています。

家の外で「アウトドア相談」

内装ダメなら外装工事で

――リフォーム提案内容について変化はありますか。