東京はホームテックが1位、近畿エリアはナサホーム1位【都道府県別リフォーム売上ランキング2025】
【北海道・東北】ジョイフルエーケーが北海道3位に【関東】ホームテック、東京1位の72.8億円【北陸・信越・中部】静岡のテンイチ、昨年の3位から1位に【近畿】中藏、京都2位に初登場【中国・四国】よしだ、愛媛県1位に浮上【九州・沖縄】長崎県は初登場の谷川建設が1位ハウジング重兵衛グループ、千葉県1位に山岸、福井県の2位から1位へ関東では2都県で首位が入れ替わった。千葉県は、ハウジング重兵衛グループ(成田市)が初の1位を獲得。リフォーム売上高は前年比110%の36億3000万円。また東京ではホームテック(多摩市)が前年比114%の72億8000万円で1位になった。福井県では、ホームセンター事業を手掛ける山岸(あわら市)が11億円を超え1位になった。長崎県では、谷川建設(長崎市)が15億3000万円で1位に。同社は新築で165億円を売り上げるが、水回りリフォームからリノベーションまで手掛けリフォーム事業の獲得を進めている。一方で各エリアのトップ企業はその座を死守。北海道・東北エリアがオノヤ(福島県須賀川市)で前年比109%の59億3000万円、関東エリアはポラスグループ(埼玉県越谷市)で前年比103%の109億3000万円。北陸信越中部エリアは愛知県を拠点に活躍するNITTOH(名古屋市)の70億8000万円で前年比102%だった。近畿エリアはナサホーム(大阪府大阪市)で、前年比109%の99億7000万円と100億円近くまで迫ってきた。四国・中国エリアはカシワバラ・コーポレーション(山口県岩国市)の33億7000万円で前年比109%、九州・沖縄エリアがハウジングプラザ(福岡県北九州市)の25億9000万円で、前年比96%。
更新日:2025年12月19日
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【業種別リフォーム売上ランキング2025】小売首位は920億円のヤマダ、総合リフォーム1位はニッカ
本紙はリフォーム業を手掛ける事業者を8業種に分類し、それぞれ売上高の高い順にランキング化した。8業種はビルダー・工務店、総合リフォーム店、不動産・デベロッパー・ゼネコン、専門工事店、エネルギー(ガス・電気)、ハウスメーカー、小売、賃貸を指す。住不、断熱注力へ8業種のトップのうち、全業種が増収という結果となった。総合リフォーム店1位はニッカホームグループ(愛知県名古屋市)だった。リフォーム売上高は対前年比7%増の643億1000万円を記録。同グループの中核企業であるニッカホーム(同)では、全国出店を加速している。2025年には5月に大阪府に大型店の門真ショールーム、10月に静岡県に小型店の焼津ショールームを開設するなど、北海道から九州まで15店舗を新たに出店した。2028年までに全国167店舗の体制を目指す。ビルダー・工務店のトップで、戸建てやマンションの分譲事業などを手掛ける飯田グループホールディングス(東京都武蔵野市)は、対前年比17%増の321億円を売り上げた。専門工事店の1位の外装リフォームを主軸に展開するオンテックスグループ(大阪府大阪市)は対前年比15%増の220億円だった。不動産・ゼネコン・デベロッパーのトップは、「新築そっくりさん」を展開する住友不動産グループ(東京都新宿区)だった。売上高は対前年比5%増の1180億5000万円を記録した。住友不動産(同)は住友不動産本体にあった「新築そっくりさん」関連部門を統合・分社化して2024年10月住友不動産ハウジング(同)を設立した。現在は断熱改修に注力、さらに事業規模を拡大させていく考えだ。
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